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グループ展示企画『MAX-Q』8/8—18

来る半世紀ぶりの人類月面着陸が迫っています。
現在宇宙事業として、NASAが主導する有人宇宙飛行計画「アルテミス計画」が進行中です。この計画は、かつてアメリカがソ連と競って月面に降り立つことを目的としていたアポロ計画とは異なり、月面で本格的な活動拠点を建設することなど人類が次のステップへ進むための事業計画です。この他にも民間企業による宇宙事業も盛り上がり、公民共に空の向こうを目指す世界になりました。
宇宙に限らず、私たちの生きる社会、生活は常に技術の進化と共に歩んでいます。鉄を発見、加工し産業が発達したように。医療技術が進み人の寿命が延びたように。インターネットの技術が進み、世界中とオンラインで繋がったように。そして今このように気軽に情報を生み出し、人々に届けられるようになったその仕組みもまさに技術進化の道中にあります。
この度きのねでは、アートに携わる視点から、この技術進歩への讃歌として“MAX-Q”を2024年に開催し、今回が第二回となります。かつて20世紀初頭に謳われた技術の捉え方として速さや空間などがあったように、これからの技術讃歌として何を捉えるべきかを模索しつつ、人類がまた月の地を踏むまで本企画を毎年開催したく思っております。

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  • 作家紹介

開催情報

会場 :きのね1F
会期 :8/18—8/28
時間 :14:00—20:00
最終日: —17:00

宇宙飛行士の日常

SF(すこしふしぎ)がテーマで宇宙飛行士が日常で色々やってる写真を上げてる写真作家。
2025年10月には東京の清澄白河で個展開催予定。

Atsushi Adachi

この世に存在するあらゆる物には、その”モノ”が存在した時代、歴史、そして人々の生活や記憶が刻まれていると考えています。
人類は自分たちの知恵、経験、教訓、そして自分が存在した記憶を残すために言葉を産み出し、文字を発明し、本を作り、そして多くの人に広めるために印刷技術を発明し、紙も保存だけでなく、安価かつ大量生産できるよう進化させ、そして新聞として日々の情報を伝えていきました。
私は過去の記憶を、モチーフが存在した当時の資料(印刷媒体)をもとに、今まで形がなかったものを”実体化”させ、目に見えないものとして存在していただけの記憶を”記録”として残すことに意味があると考えています。
当時存在した物を表面に刻み付けることで、その時代の空気、リアリティを表現でき、ただの記録資料というだけでなく、その記憶の存在自体をリアルに感じることができ、その時代、出来事を考えるきっかけを作ることができると思っています。
そしてこれは未来へ向け記録を残していくのと同時に、過去の記憶を新たに垣間見ることができる瞬間であるのです。

KICO

オルタナティブイラストレーションを描きたい
廃墟と宇宙とロックが好きです
『VISIONS2024』掲載

こむぎ

【人外×SF×レトロ】キャラデザやグッズ制作をしています。

モモ

生成AI+加筆でファンタジックでやさしい世界のイラストを制作しています。
「きらきらと夢の中のような余韻」をテーマに 動物やスイーツ、花や星といった優しいモチーフを柔らかな色彩で包み込み、まるで記憶の中にある小さな喫茶室のような空間を表現しています。

sakajun

「宇宙」や「進歩」は自分の絵にとって大きなテーマです。
どこかに生命がいるかもしれないあの宇宙とは何か、人類が様々な課題を乗り越えた先に出あえるかもしれない奇跡とは何だろうか、色々思いをはせながら描いています。

たな絵画

造形作家。
米ソ宇宙開発競争時代に東欧で売られていたかのような玩具をイメージした作品や、コスモノートと猫が戯れている彫刻作品などを作っています。また、思いつくまま好き放題に描いた“みらいのメカや宇宙服”の絵、画集などもあります。

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